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ソーメン流し 2012年8月4日(土)

今年も里山センターの夏のイベントが開催され 定員いっぱい60名の方が参加されました。

 

2班に分かれ、交代でセンター裏山の自然観察と竹を使ってソーメン流し用のお椀とお箸を作りました。 椀づくりは、直径が10センチほどの太い竹を使って自分たちで作ります。 まずは節の前後を切ってお椀の形にすることからスタートです。 竹を切り取ったら、小さな子どもたちもスタッフやご両親に手伝ってもらいながら お椀の縁にヤスリをかける面取りの作業です。 こうすることで、するどい切り口を丸くし、手や口を切るのを防止します。 お箸は棒状にした竹を切り出し小刀を使って細くして行きます。 小刀を握って太ももの上にのせ、小刀を動かさず竹を手前に引いて削っていけば 小刀が刺さってケガをすることはありません。

 

自然観察では、シイタケの原木や炭焼き小屋を見学しました。 また、前日にワナを仕掛けておいた直径1メートル近くあるクヌギの木で カブトムシを捕まえました。茨木でもカブトムシがいるのですね。驚きました。

 

お昼は待ちに待ったソーメン流し。茨木で採れたネギやミョウガなど薬味をたくさん入れて食べました。 自然の中で食べると、いつもよりずっと美味しくなるのが不思議です。

 

午後は竹で水鉄砲を作りました。友だち同士で水の掛け合いになるのはお約束。 全員作り終えてから、水鉄砲の飛距離を競う大会をしました。 一番飛ばした子は、9メートル以上も飛ばしました。 市販の水鉄砲でも、こんなに飛ばないかも知れませんね。 みんな、夏休みの思い出がひとつ増えたね!