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炭俵と木工クラフト作り 2013年3月24日(日)

今年は桜の開花が早く、里山センターの桜の蕾も膨らみ始めています。 そんな春めき出した3月24日春のイベントが実施されました。

 

 木工室で今日のスケジュール説明とクラフト作りを手伝ってくれるスタッフの紹介が終わると、 各自材料を受け取り、炭俵と木工クラフトを作るグループに別れて作業スタート。 炭俵は里山センターの炭窯、北辰窯で焼いた炭を使います。 なるべく同じ太さの炭を選んで、ピラミッド型に炭を積んでハリガネで固定します。 炭の断面を掃除機で吸って炭の粉を取り除き、すだれを巻いたら完成です。

 

開始1時間弱で炭俵が完成したので、さらに木工クラフトにも挑戦しました。 木工クラフトは、スプーン・ナイフ・フォークのうちからひとつ選んで作ります。 どれも先を丸くするのが難しく、午前中は丸刀で木を削る作業に追われました。 みなさん始めは不慣れな手つきでしたが、30分も経つと丸刀の背をハンマーで叩く音が小気味よく聞こえていました。

 

お昼ごはんは、それほど寒くもなかったので、みんな外のベンチで食べました。 お昼が終わるとシイタケのホダ木を見学しました。 午後からは紙やすりで凸凹になった表面を磨いていきます。 なかなか地味な作業ですが、少しずつ表面が滑らかになってきたようです。 机の上は削れた木屑と紙やすりの粉で真っ白になりました。 仕上げは、木工機械室のグラインダーを使って、できあがり。