2年振りに森林ボランティア安全講習会を開催

森林保全活動を行う会員団体を対象とする森林ボランティア安全講習会が2月6日(日)、2年振りに開催されました。講習会には受講者7名と講師・アシスタント・事務局5名を加えた12名が参加。「オミクロン株」の感染拡大が続く中、マスクの着用、手指の消毒、検温、適正距離の確保、適時の換気等、参加者の協力を得てコロナ対策がしっかりと採られました。

 

前半の座学では安全面を重視した森林作業に携わるうえで欠かせない基本的な知識や注意事項について映像を交えた講義がありました。続いて屋外に出て、立木を相手にロープワークの実習があり、引き解き結びやもやい結びを学びました。

 

午後は手がかじかむ寒さにもめげずセンター裏山で伐木基本技術の実践習得。手ノコを使った10cm径木の伐木、倒した木の枝払い、玉切り、安全な場所への棚積み等、一連の作業に取り組みました。かかり木・前傾木処理の応用技術にも挑戦。

 

終礼時には、もやい結びは家に帰って更に復習したいとの声や、基本の大切さを改めて実感した等の感想が聞かれ、受講した皆さんにとっては充実した一日だったようです。今後の活動での実践を大いに期待します。