侵入竹を伐採し里山保全を進めて、次のステップとして侵入竹を皆伐できたエリアに、里山センターの一角で育てていたクヌギ苗の植樹を行いました。
このクヌギ苗は4年半ほど前に、カブトムシ小屋の横のスペースを借りて、一般参加者も混じって、里山を守る会様から指導を受けながら、土を掘り起こし苗畑を作る所から行ったもので、今回22本の植樹を行い、昨年までのも合わせると50本もの植樹をする事が出来ました。
指導して頂いている森林組合の原田さんによると、他では苗の活着率は良くても7割くらいとの事ですが、我々の苗は昨年までに植えた28本のうち、枯れたのは僅かに2本だけというすばらしい状況となっています。
苗ごとに成長の違いは有りますが、昨年までに植樹した苗は、大きいものでは2m近くまで育っている物も有り、今年植樹した苗と併せ、成長が楽しみです。
午後からは、初めて里山保全活動に参加された方も居るので、僅かな時間でしたが、侵入竹の伐採も行いました。
今回で苗畑で育てていたクヌギ苗は全て植樹したので、次回からの里山保全は次のステップの検討も必要です。先はまだまだ長いですが、明るくなった林床にショウジョウバカマやオオバノトンボソウ等の山野草も出てきて、確実に成果が見えてきています。
次回の活動は、5月のGWに予定しています。