千提寺ビオトープだより~2024年3月号~

林域A,Bでアオモジの花が2分~3分咲きでした。今年は暖冬の2月に比べて3月は天候不順で低温の日も多く開花が遅れているようです。林域Bのアオモジは高木になり、枝いっぱいに花を付けると見事です。林域Aはまだ幼木なので60~70本あるアオモジが高木に生長する35年後が楽しみです。全域でツクシがたくさん出ていました。スギナ(シダ植物)が広がっています。カキツバタが新芽を出していました。キツネノボタン、ノミノフスマ、タネツケバナの仲間などが花を付け始めていました。林域Aではショウジョウバカマの花芽の先にピンク色が見え始め、ヒサカキの花が咲いていました。林域Bではコバノミツバツツジの蕾が膨らみ開花間近でした。(T)

本年度最後の調査でした。昨年12月から先月までの池干しで、生きものたちの避難状況が心配でしたが、一通りの定着生物を確認することができ、一安心しました。7年目を迎えたビオトープが どのように変わっていくのか、4月からの調査に期待したいと思っています。(O


サギゴケ
サギゴケ
タチイヌノフグリ
タチイヌノフグリ
オオイヌノフグリ
オオイヌノフグリ
キツネノボタン
キツネノボタン

ニシノオオタネツケバナ
ニシノオオタネツケバナ
ミチタネツケバナ
ミチタネツケバナ
ノミノフスマ 
ノミノフスマ 
ヒサカキ
ヒサカキ

コバノミツバツツジ
コバノミツバツツジ
カンサイタンポポ
カンサイタンポポ
オランダミミナグサ
オランダミミナグサ
カキツバタ
カキツバタ

アオモジ
アオモジ
アオモジ花
アオモジ花
ツクシ
ツクシ
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ