早朝まで降り続いていた雨も上がり里山センターにおいて、大勢の市民の皆様にご来場いただき‘里山まつり’を楽しんでいただきました。
午前10時に、主催者:里山サポートネット・茨木 澤田代表による開会宣言の後、今回も‘いばらき観光大使’、‘いばらき応援団長’に来てもらい、会場を大いに盛り上げてもらいました。
お昼には公務ご多忙中にも関わらず、福岡洋一茨木市長にお越しいただき、ご挨拶を頂戴し、里山センターが今年度3月末で老朽化のため閉鎖されること、里山まつりが今回で最後であることに触れられました。
催しコーナー午前の部は、関西大倉学園和太鼓部「雷」の中学生によるオープニング演奏で始まり、里山に力強い太鼓の音が鳴り響き、観客を圧倒していました。悪天候のため演奏できるか心配しましたが、予定通り演奏ができて良かったです。
「午後の部」は、皆さんお待ちかねのビンゴゲーム大会です。里山センターが来年3月末で一時閉鎖することから、今回は1番人気のお米2kg10袋をはじめお味噌やセンターで製作した‘まな板’など参加者全員に持って帰ってもらえるよう品物を準備し、楽しんでいただきました。
体験コーナーは、今年もアマゴのつかみ捕りが大人気で、ずぶぬれになりながら追いかけていました。丸太切り体験、自然工作なども人気がありました。チビッ子達は竹で出来た魚釣り、マツボックリ釣りなどのゲームに夢中になっていました。
展示コーナーでは木工作品や菊炭・竹炭作品、水生生物を展示。また、茨木市内で発掘された土器が展示されており、その横では2000年前の粘土細工を体験することが出来ました。茨木警察が防犯PRするため、パトカーや青バイが展示されていました。 子どもたちは警察官になったつもりで、パ トカー、青バイに乗り満足顔で写真撮影。子ども免許証交付もありました。
販売コーナーでは、焼きそば、炊き込みご飯、フランクフルト、焼き鳥などの軽食やわた菓子。また、まな板、杭などの木工品、米、みそ、玉ネギ、スナップエンドウ、等の地元農林産物も販売されていました。
里山センター(廃校となった大阪府立春日丘高校泉原分校の建物を活用)は老朽化のため、今年度3月末で閉鎖となります。
里山と一体となった、この場所を惜しむ声が絶えない中、大勢の親子が夢中になって工作や木工体験を楽しみ、盛況のうちに終了しました。