令和8年度刈払機安全講習会 令和8年6月7日(日)

会員団体を対象とする刈払機安全講習会が今年も開催され、受講生は過去16回で最多の20名! 前月開催されたチェーンソー安全講習会を受講したメンバーや最近新しく里山保全団体に加入した方々が集まりました。2名の講師と8名のトレーナーの皆さんは今回も各団体から応援をいただきました。

 

近畿地方は3日前に梅雨入りしたばかりで、当日も朝からあいにくの雨となりました。

 

講師陣の判断でカリキュラムを入れ替え、操作説明を受けたあと午前中は里山センターのグラウンドで草刈りの実習、午後から座学でテキストに沿って安全講習という構成になりました。

 

刈払機とは柄の先端の刃やナイロンコードが高速回転して雑草を刈り取る機械で、駆動装置もエンジンや電動などいくつかの種類があります。今回講習で使用したのは直径20cmほどの金属の円盤の周囲に超硬チップを埋め込んだチップソーというタイプです。

 

エンジンをフルスロットルにすると先端の刃がかなりの高速で回転するため十分に注意が必要な機械ですが、うまく操作すると生い茂った雑草が気持ち良く刈り取れます。地面から1cmくらい上を刈り取るのが理想ですが、全長で2m近い機械を安定して操作するのは難しく最初は高すぎたり地面を削ったりとひどいトラ刈りの連続です。受講生は降り続ける雨の中で苦戦しながら実習を進めました。

機械を整備して昼休憩の時間となり教室に戻ると、既に大型ストーブで部屋を暖めてあって、2時間近く雨で冷えきった受講生にとってはとても嬉しい気遣いでした。昼食を取る人、服を乾かす人と昼休憩の過ごし方は人それぞれの風景になりました。

 

午後は講習の重点である安全講習です。操作上の注意点、周辺との距離や地形による留意点、集草作業者の注意点など実務上の安全確保と、法令上の労働安全衛生の知識などを学びました。しかし実際の里山保全活動の場には実習のような平地はあり得ず、斜面や障害物が当たり前の状況でいかに今回の学びを活かせるかは、恐れずに場数を踏むことが重要とも教えられました。

 

講習の最後にはネット茨木が発行する修了証を授与されましたが、その際グラウンドを見てみると「それなりに」草刈りが出来ており、ネットの代表からは感謝の言葉をいただきました。