千提寺ビオトープだより ~2026年7月号~

今年の梅雨はたっぷりと雨が降ったので、草も木も青々と生い茂っています。そんな青々とした叢の中にアカバナやヒメオトギリなどの小さな花がひっそりと咲いています。千提寺BTにはオトギリソウ、コケオトギリ、ヒメオトギリなどオトギリソウの仲間が4種ほどあります。湿地や水辺に生えるアカバナは、紅色の4弁花を咲かせます。花の中央にある柱頭は白色でこん棒状です。このアカバナも生物多様性が維持されている地域でしか見ることが出来なくなっています。ヒシ(ミソハギ科)が水域で増えています。毎年駆除しても水中で熟したヒシの実がまた翌年に芽を出します。かつてヒシの実は食用にもなりました。また「まきびし」として忍者が使用していました。ヒシは水面に葉を浮かべる浮葉植物です。葉柄の中央部が膨れて浮嚢(浮袋)になり、葉が水面に浮くようになっています。今年はヒメガマが多く、次にコガマ、ガマの姿は見当たりません。(T)

ヒメオトギリ
ヒメオトギリ
アカバナ
アカバナ
ノアザミ
ノアザミ
ダイコンソウ
ダイコンソウ

アキノノゲシ
アキノノゲシ
カタバミ
カタバミ
フサフジウツギ
フサフジウツギ
ヒメジョオン
ヒメジョオン

カキツバタ
カキツバタ
コアジサイ(実)
コアジサイ(実)
クサギ(蕾)
クサギ(蕾)
ヨウシュヤマゴボウ(実)
ヨウシュヤマゴボウ(実)

コガマ
コガマ
オカトラノオ(実)
オカトラノオ(実)
ヒシ(浮き袋)
ヒシ(浮き袋)
ツボクサ
ツボクサ