カテゴリ:千提寺ビオトープ



2月のビオトープの全景は冬枯れ一色でした。特に今年はD池の水抜きがされていたので一層すっきりと(寒々しく)感じました。...

今年は秋になっても高温の日々が続き、紅葉も例年よりも遅くなりました。ビオトープと周囲の山々も今が紅葉の見ごろでした。林域ではカエデの紅とアオモジの黄の紅葉が色鮮やかでした。...

暑さ残り続ける秋、どうやら今日の活動を境にして、一気に深まる秋となるようです。近くでは、クマ情報が飛び交っていましたが、今日の活動ではそのような痕跡は見つかりませんでした。(O)...

猛暑の8月、9月が過ぎて、ようやく朝夕過ごしやすくなりました。今日は秋晴れの観察日和、ゲンノショウコ、コセンダングサ、ボントクタデなど秋の草花がたくさん咲いていました。A区F区の湿地にはコブナグサ、ハイヌメリなどのイネ科の草本が群生していました。昨年に続き今年も林域Aのヒヨドリバナにアサギマダラが飛来しました。今回は1頭だけの確認でした。林域Aを長時間ずっと飛び回っているのに、ヒヨドリバナがたくさん咲いているビオトープ内にはなかなか飛来してくれません。やっぱり人が大勢いるから? ミズオオバコの花がC池、D池で2~3個開花。すでに種子散布しているものもありました。林域A,Bに群生しているアオモジの木に花芽がたくさん付いていました。来春の開花が楽しみです。アオモジにフジやクズの蔓が巻き付いていたので一部刈り取りしました。(T)

9月のビオトープ活動では、いつもの調査と併せて陸域部の草刈りを行いました。観察対象の植物に注意を払いながら作業を行い、眺めの良いビオトープ景観を回復させました。(O)...

今年もミズオオバコが咲きました。D区の池で15個くらい可憐な淡いピンク色の花を咲かせていました。A区の水面にウキクサの仲間が繁茂して水流が悪くなっていました。7/25の草刈の時に水路の草を抜き、ウキクサも7~8割は処分したのに旺盛な繁殖力に驚きました。これも暑さのせい? 連日の猛暑の中、フジの新葉が展開して花まで咲いていました。これも猛暑のせいでしょうか?(例:コナラなどのラマスシュート)(T)

梅雨明け間近の活動日、朝から雨降りの予報でしたが大した雨も降らず、いつもの活動を行うことができました。今回は、施設所有者のNEXCO西日本関西支社管理課スタッフのみなさんに来ていただき、ビオトープ誕生の経緯について振り返り、これからのビオトープ育成管理について話し合いました。スタッフ一同、新たな気持ちで次なる5年に取り組んでいきたいと思っていますので応援よろしく。(O) 夏草が生い茂り、丈の高い草をかき分けて草本を探しました。全体的にはセイタカアワダチソウ、水辺ではアメリカセンダングサを駆除しました。ネジバナ(在来種)が全区に広がり、水辺に彩りを添えていました。ネジバナはラン科の多年草で淡紅色の花をらせん状につける可憐な花です。今年も3種のオトギリソウが咲きました。オトギリソウ(花弁、葉、ガクに黒点)サワオトギリ(花弁、葉に明点)コケオトギリ(明点のみ、花や葉が小さい)F区G区でメマツヨイグサ(北アメリカ原産、帰化植物)が群生していました。他の草本を駆逐する勢いで増えているので来月には刈り取りしたいです。(T)

梅雨の合間の晴れた日に、近くの小学校の子どもたちがビオトープの体験学習にやってきました。スタッフと一緒に、池の周りに咲いている草花の観察や、池の中で暮している生きものを見つけて、名前を調べたりして、時間一杯、楽しんでもらいました。調べた水生生物は36種、草花は15種ほどでした。アカハライモリやトンボのヤゴは、学校で観察するために連れて帰りました。(O)    全域にドクダミの白い花が咲き、広がっていました。クマイチゴ、クサイチゴの果実が赤く熟していました。参加者全員で美味しくいただきました。ただクマイチゴは繁殖力が旺盛なので除去するのが大変です。(鋭いトゲだらけ)ササユリが林域Bの山中にひっそりと1輪だけ咲いていました。今、環境の悪化や獣害などで自生するササユリが減少している時に貴重な環境、希少なササユリに感動しました。 コナスビがほぼ全区で花を付けていました。個体数は少なく、各区に2~3株生えていました。(T)

ビオトープの法面はスギナ、カラスノエンドウ、シロツメクサなどが生い茂り、特に膝丈まで伸びたスギナが全体を覆いつくしていた。カキツバタがほぼ全域(A、B、C、D、E、F区)に広がり、花を咲かせていた。カキツバタの白花が増えていた。(カキツバタは花弁の根元が白色)オカトラノオが林域Bの裾野に広がっている。カラスノエンドウ、スズメノエンドウとその中間的な性質を持つカスマグサの3種が混在している。カスマグサの巻きひげは先端が分枝しない。(T) 5月連休明けの定例観察会は、さわやかに晴れ渡った空の下で沢山の生きものを確認しました。コオイムシをはじめ、続々と小さな命が誕生し、元気よく動き回る姿に思わず笑みがこぼれてきました(O) ※写真が撮れなかったのが残念です

4月の陽気に押されて、新しい生きものたちの誕生が活発になってきました。ルーペを通して見る小さな、小さな水中生物の存在は、6年目を迎えたビオトープの環境が順調に整っていることを気付かせてくれます。(O)...

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