ビオトープだより ~梅雨のビオトープ~2019年7月号

梅雨の合間の晴天の日、爽やかな観察日和でした。植物班4名、水生班6名で調査を行ないました。

 

沢山のオタマジャクシと出会え、「トノサマガエル」と「シュレーゲルアオガエル」のオタマジャクシの相違を識別することが出来ました。クロゲンゴロウの幼虫が元気に育っています。E区の水位を現状に保つことがクロゲンゴロウの生育には良い環境のようです。目視したトンボの成体:ウスバキトンボ・シオカラトンボ・シオヤトンボ・キイトトンボ・ショウジョウトンボ・オオシオカラトンボ・ルリボシトンボ。(S)

 

ビオトープの畦や側面にネジバナがたくさん咲いていました。湿地にもちらほらと咲いていましたがH区の斜面にはネジバナが群生していました。6月にはF区でガマが穂を出していましたが今回はA区とC区でコガマが穂(雄花、雌花)を出し始めていました。(T)

 

マムシ成体に遭遇しました。ビオトープ内に生息しているようです。調査時には、細心の注意で被害に会わぬように!注意札を立てることにした。(H)

(上段)オトギリソウ・コケオトギリソウ・アゼオトギリ(中段)ネジバナ・コガマ・調査風景・(下段)アカハライモリの幼生・イ(イグサ)・オタマジャクシの歯(シュレーゲルアオガエル)