ビオトープだより ~穏やかな秋の陽射しを受けて~2019年11月号

昨日の観察日は、暑くもなく、寒くもなく、穏やかな陽射しの観察日和でした。いつもの府立大学研究室のみなさん、および予てより見学を希望されていた市民の方を交えて、和やかな雰囲気で観察を行いました。

 

昨年から保護してきたリンドウが花を咲かせました。花を咲き終えたゲンノショウコが見事なおみこしを作っていました。池では、先月まで活発に姿を見せていた生きものたちがめっきり減ったようです。また、花咲くリンドウの近くの草むらでヒキガエルが鳴いていました。ぼちぼち、冬支度でしょうか。今夜は少し冷え込むようです。(O)

(上段左より) 秋の雲・アキアカネ(ナツアカネ?)・調査風景・ウラギンシジミ・ツチハンミョウ・ゲンゴロウの仲間(ヒメゲンゴロウ?)の後足・マツモムシの後足・アオイトトンボ・はじける種子(ヤブツルアズキ)・ゲンノショウコ(別名神輿草)・リンドウ・ビオトープで出会った人たち