ビオトープだより ~師走の候~2019年12月号

令和元年もあと1か月、元気に泳ぎ回っていたゲンゴロウの仲間、トンボのヤゴなどの水辺の生きものたちは、水草や、泥底などに潜り込んで冬支度を始め、草花の紅葉も見納めとなる季節を迎えました。

 

しかし、先日の調査では暖冬異変の影響なのでしょうか?冬眠を逸したヒキガエルの鳴き声を聞きました。

 

また、同じように長い休眠生活から目覚めたカブトエビを見つけました。おかげさまでビオトープ環境が順調に進んでおり、来年も新しい発見が楽しめるビオトープとして期待できそうです。

 

引き続き応援よろしくお願いいたします。どうぞ良いお年をお迎えください。(O)

(上段左より)オオシオカラトンボ(奥・背棘あり)とシオカラトンボ(手前・背棘なし)・カブトエビ(1mm)・サカマキガイ・クロズマメゲンゴロウ・コナスビ(紅葉)・ゲンノショウコ(紅葉)・クマイチゴ(紅葉)・ボントクタデ(紅葉)・コケオトギリ(紅葉)・スタッフミィーティング・晩秋?のビオトープ・同定作業のようす