ビオトープだより ~暖冬のビオトープ~2020年1月号

令和2年は暖かい年明けでした。皆様の新年のスタートはいかがだったでしょうか。

 

私たちは8日に活動をはじめました。夜明け前の低気圧通過で悪天候を覚悟しましたが、昼前に広がった青空と共に、顔を覗かせた太陽のおかげで寒さ知らずの初活動を行うことができました。

 

この暖かい陽射しを受けて、繁殖準備に目覚めてしまったヤマアカガエルが出てきました。池まわりの散り時を逸した植物たちと共に温かい冬に戸惑っているようでした。

 

3年目を迎えた千提寺ビオトープですが、今年も新しい発見が楽しめそうです。本年も皆様の温かい応援をいただきながら、ビオトープだよりをお届けしていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。(O)

(上段左より) ニッポンヨコエビ・ヤマアカガエル計測(55mm)・ヤマアカガエル(背側線が鼓膜の後ろで曲がって、後肢斑紋が鮮明)・トビケラの仲間・ノアザミ(花)・コウゾリナ(花・果実)・ヒメゲンゴロウ・スタッフ集合・アオモジ(葉が残っている)・ススキ・越冬ヤゴ4種(シオカラトンボ・ショウジョウトンボ・ギンヤンマ・クロスジギンヤンマ)