千提寺ビオトープだより 2020年11月号

今月から昆虫・鳥類分野のスタッフが参加することになった。早速、越冬にやってきたコガモの群れを確認した。また、繁殖活動を終えたトンボを数匹捕獲したが、いずれも傷み切った羽の様子から寿命が近いようだった。池の水温が10℃近くまで下がり始め、水生生物の数が極端に減り始めていることを感じた。さらに、アカバナやゲンノショウコの三態変化、コナスビ、クサイチゴ、アメリカユキノシタの紅葉を目にして、変わりゆく季節を実感した。(O)

上段左から:サワヒヨドリ、調査風景(植物班)、コナスビの花と紅葉、アカバナの三態変化(花・果実・種子)、マツモムシ、

ニホンヨコエビ、マメゲンゴロウ、リンドウ、スタッフ集合、ミヤマアカネ、アキアカネ、ショウジョウトンボ